コロナウイルスの拡散は人類に大きく影響を与えました。
とういか現在進行形です。
東京五輪の延期を含む数々のイベントが中止になりました。
下記データをご覧下さい。
①HANATUOR(旅行会社)2月売上
前年比 マイナス85.8%
②高島屋の2020年3月売上
前年比 マイナス35.5%
③Jフロントリテイリング(大丸)3月売上
前年比 マイナス41.4%
④QBハウス(理髪店)3月売上
前年比 マイナス15%
⑤王将(中華料理)3月売上
前年比 マイナス3.5%
⑥ヤマト運輸 小口貨物取扱実績2月
前年比 プラス0.1%(マイナスからプラス)
各社公表のIR 資料参照
どうですか?
致命的なダメージを受けている業種もあれば逆に売り上げが伸びている業種もあります。
つまりバラツキがあるのです。
不動産賃貸業はどうでしょうか?
繁忙期は終わりました。
弊社の自社物件及び管理物件は空室がほぼ埋まりました。
つまりコロナショックの影響は限定的であったということです。
同業者からもそのような声が聞かれます。
しかし事態が長引けばその影響はこの業界にも及んでくると思われます。
しかし焦ることはありません。
賃貸人としてできることは?
既存の入居者さんを大事にする退去を最小限に食い止める。
景気が悪くなれば売買物件の動きは鈍ります。
つまり賃貸物件の退去も少なくなるわけです。
しかし景気回復するまでは徐々にお部屋の客付けが難しくなるかもしれません。
しかも
材料が入ってこなくて一部リフォームができなくて募集が出来ない物件もあります。
こういうときは
入居者に対するサービスを充実させましょう。
一つエピソードがあります。
自ら保有するアパートの一部を民泊運営している大家さんの話
①団体の旅行客がキャンセル、25万円を返金
②私は気の毒だと思いました。
③しかし大家さんは喜んでおりました。
理由は
既存の入居者を守ることができた。
もしも物件内でクラスターが発生したら取り返しのつかないことになる。
この家主安全上の理由から民泊運営を中止してます。
賃借人を大事にしてますね!
勉強になりました。