宝くじが一億円当たった人がまた当たる可能性はゼロに近いです。
ビジネスで一億円利益を上げた経営者はどうでしょうか?
引き続き利益を上げ続けることはできるてしょうか?
ある一部上場のベンチャー企業の代表取締役の方がインタビューで答えました。
質問の内容
もしタイムスリップしてもう一度ゼロからスタートすれば今の地位を築き上げる自信はありますか?
(答)あります。
例え話として囲碁や将棋の強い人は勝ち続ける。負ける人は負け続ける。
商売もそれと同じです。
とインタビューで答えてました。
果たしてどうでしょうか?
ある程度は的を得ていますが疑問もあります。
将棋は決められたルールのうえで戦う。
商売は法律がコロコロ変わる。
つまりルールが変わる。
急に法律が変われば戦略の見直しや撤退、廃業もあり得るので運とか勘も必要なのです。
言い方を
数学の世界では絶対的な答えはあるが商売にはそれがありません。
だから勘や運も必要なのです。
ただし
商売とギャンブルは別物です。
研究を重ね確率をあげる。
最後は信念を持ってぶつかる。
そうすれば
運も味方するのではないでしょうか?
この運というのを成功率、つまり確率とすれば
この確率というのにはバラツキがありまして
ある統計によれば
ベンチャーキャピタルの投資の成功率10%
といわれています。
未上場株1000社検討して上場するのは3社ほどと言われてます。
1日2件持ち込み月40~50件
投資実行一ヶ月1件 年間12件
内2~3社上場というデーターがあります。
すべての分母を考慮すればわずか0,3%です。
もちろんキャピタルゲインは大きい。
しかしリスクも高い。
逆に
既存ビジネスは成功事例がたくさん得るので研究することによってかなりの高確率でリターンを得ることができます。
しかしながらライバルも多いので薄利です。
大家業というのは後者の方です。
薄利ではありますが勉強して努力すればかなりの高確率でリターンを得ることができるのビジネスだと私は思います。